【キーキー音】ブレーキパッドについて【ゴゴゴ音】

ブレーキパッドの写真 足回り・ミッション修理

今日はブレーキパッドについての記事です。

この記事はこんな方におすすめ。

  • 自動車のブレーキってどういう作り?ブレーキパッドって?
  • ブレーキがキーキー音がするけど対処法は?
  • ブレーキパッドの交換方法や交換目安は?

自称車に詳しい、と言う方でもなかなか触る人は少ないかも。

ブレーキ関係の整備は、分解整備(特定整備)と呼ばれ、

自動車整備士資格が必要になる作業ですね。

ブレーキパッドってこんな部品

今回はブレーキパッドについて。

先に写真見せます。

ブレーキパッドってこんな部品。外したところ。

ブレーキペダルを踏んだときに作用し、

ディスクローターに押し当てられて摩擦力で減速するための部品。

水色矢印で示した部分が摩擦ですり減っていく消耗品。

ブレーキパッドの残量について

上の写真のブレーキパッド残量は3mm程度。

ちなみに新品はこんな感じ。残量10mm前後ある。

今回は車検での交換。

車検や点検時にパッド残量を記録する必要があるが、何mm以下だと車検不適合ということはなく。

交換要否はあくまで担当整備士の判断。

自分は4mm以下ならほぼ交換してますが。

はっきり言って減り方は走行距離にも依存する。

年間走行距離が1000km行かないような車は、4mm以下でも交換しないことも。

車検ではなく、12ヶ月点検でこれくらいなら「次の車検まで持つよなー」と判断することも。

パッドインジケータについて

紫矢印はインジケータ。

パッドがすり減っていくと、ディスクローターにあたり、金属的なキーキー音を出す。

その音が出ることで、ユーザーに「パッドがないですよー」と知らせるためについている。

インジケータは、パッドの種類に寄ってはないこともある。

また高級車になるとセンサーになっているものも。

自分の体感では。

たとえば同じ5万km走行している車でも、

1年で5万kmと、5年で5万kmとでは、後者の方が減っている印象。

まぁ乗り方と言ってしまえばそれまでなんですが。

ブレーキパッドの取付状態

ちなみに4枚で1セット。

装着時の写真はこんな感じ。別車両ですんません。

ブレーキキャリパのボルトを外すと見えます。

片側にローターを挟み込む様に2枚ついている。

左右分の4枚が1セット。

前後ディスクブレーキの車でも、前後で大きさが異なる。

ブレーキの交換や分解は、要整備士資格

一般の方は法律で禁止されています。

ブレーキパッドの異音について

キーキー音はインジケータ出ると書きましたが。

他にもこんなパターンも。

①ブレーキパッドの角が立っている

パッド新品交換時によく出る不具合。

パッドの両端と溝の角を落とすことで改善されることが多い。

②パッドとローターの接触面に凹凸が出来ている

接触面に微細な石などを挟んでしまい、ロータがレコードの様にギザギザしてしまう。

そのせいでパッドとの隙間が出来、キーキー音が発生。

ロータにサンドペーパーを掛けたりワイヤーブラシなどで磨くと、

改善されることが多いが、ローター交換が必要になることも。

③パッドとローターの接触面が濡れている

雨上がりなどの湿気のある日、朝イチなどの走り始めに出る。

ほとんどの場合数m走行すると音は消える。

これは結露で濡れるせいなので、どうしようもないです。

おわりに

などなど。

繰り返しますが、一般の方がブレーキをイジるのは法律で禁止されています。

ブレーキ異音でお悩みの方は、近くのディーラーや整備工場にご相談を。

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