【ドアが閉まらない?】セレナHFC26 スライドドアドアロックモータ修理

ドアロックリリースモータ取り外し ボデー・電装修理

セレナHFC26のスライドドア修理の記事です。

この記事は、こんな方にオススメ。

  • スライドドアが閉まらない
  • ドアハンドルでは開閉出来る
  • キーのボタンやドアハンドルスイッチでは開閉出来ない

こんな方は、スライドドアのドアロックモータが◯んでるかも。

入庫時の状況

スライドドアを閉める時に調子が悪いということで入庫のセレナHFC26。

閉める時の状況はこんな感じ。

スライドドアが閉まらない

スライドドアのドアスイッチを押しても閉まりません。

スイッチを押すと、モータが動こうとする反応はありますが、

閉まるところまではいっていませんね。

キーのドアスイッチでも同様の症状が出ます。

ちなみにドアハンドルを引っ張ればちゃんと閉まります。

原因追求・トリム取り外し

トリムをはずしてみます。

はずすときは、パワースライドドアスイッチをOFFに。

ハンドルの下あたりについてます。

トリム取り外し

トリムの、車両前側にあるスクリュを2つはずします。

インナーハンドルスクリュ

インナーハンドル周りのパネルは

こちらの通り、裏からスクリュで留められているので、

トリムをはずしてからでないとはずれません。

インナーハンドルの裏

あとはクリップで留まっているだけなので、引っ張ればはずれます。

下の方からはずした方が簡単にはずれます。

パワーウィンドウスイッチのコネクタもはずしてね。

裏から見たトリムはこちら。

トリムの裏側

原因追求

パワースライドスイッチをONに戻して、

ドア内部の動きを見てみます。

ドアロックモータの動きが少し弱いのかな?

ドアロックモータの動き

ちなみにドアロックモータは、2つついています。

上の動画は下側のロックをはずすもの。

もう一つは後方のロックをはずすものが、ドア後方についています。

先出ししちゃうと、交換後のモータの動きがこちら。

モータ交換後の動き

引っ張り具合が全然違いますね。

ここのモータが弱っていると判断しました。

 

モータ同時に2つ動くので判別が必要です。

モータ可動で動くワイヤを、手で少しアシストしてあげるとわかります。

ドアを動かすときは、インナーハンドルではなく、

キースイッチなどで行いましょう。

インナーハンドルで動かすと、判別は不可能です。

ハンドルでワイヤを引っ張るためです。

 

今回は、後者はアシストしても変化ありませんが、

前者はアシストしないとロックがはずれないので、

前者だと判断しました。

ちなみに今回は左側ですが、前回右側も同様の修理をしています。

ドアロックリリースモータ交換

モータが見えていれば、交換は簡単です。

インナーハンドル側ワイヤ取り外し

インナーハンドル側のワイヤをはずしていきます。

インナーハンドルはスクリュ3ヶ所で留まっています。

インナーハンドル取り外し

3ヶ所のスクリュのうち、車両前側の下のスクリュだけ

色が黒色なので、組み付け時は間違えないように。

長さは同じなので、間違えても問題なさそうですけど…

 

インナーハンドルを裏返して、

繋がっている黄色側のワイヤをはずします。

インナーハンドルワイヤ取り外し

はずしたら、ワイヤが、周りの配線の

どこをくぐっているか経路を確認しましょ。

特にパワーウィンドウスイッチの配線に注意。

 

ワイヤの途中で留まっている緑のクリップもはずします。

ドアロックリリースモータ交換

あとはモータ周りのボルト3ヶ所と、コネクタをはずします。

ドアロックリリースモータ取り外し

これではずれますね。

新品と比較してますが、見た目に違いはわかりません。

新品との比較

代わりに新品を取り付けて行きます。

あとは逆手順ですね。

先ほどのワイヤの取り回しはご注意を。

まとめ

今回はセレナHFC26のドアロックリリースモータの交換でした。

記事中でも書きましたが、今回の車両は

以前右側も交換し、今回左側を交換しました。

ハンドルを使わずに開けしめする方は、よく壊れるのかな?

 

費用は部品代が1万円ほど。

工賃が15000円弱で、合計25000円弱ですね。

ちなみにもう一つのドアロックリリースモータだと、

部品代だけで3万円を超えてくるので、計5万円前後になります。

 

スライドドアの修理は高額なものが多いですが、

今回は比較的安価な方ではないでしょうか。

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