タントLA600Sのインナーハンドルワイヤ交換の記事です。
この記事は、こんな方にオススメ。
- ドアが内側から開かない
- 外側からなら開けられる
- チャイルドロックはかかっていない
こんな方は、インナーハンドルのワイヤが切れているかも。
ちなみに運転席、助手席ともによくあります。
後席ドアは、チャイルドロックを要確認。
知らずにチャイルドロックが掛かってる場合も。
ちなみに前席ドアにはチャイルドロックはついていません。
後席チャイルドロックの位置ははコチラを参照。
チャイルドロックではないことを確認したら、この記事見てね。
入庫時の状況
助手席ドアが内側から開かないとの事で入庫。
確かに開かない。そして外からは開きます。
よくあるインナーハンドルワイヤかなー。
外からも開かないならドアロックガ壊れてるかも。
原因がまた別になるので、今回は割愛します。
原因追求・トリム取り外し
とりあえずドアトリムを開けていきます。
トリム周りのパネルをいくつかはずしていきます。
ガラス前側パネル取り外し
ガラス前部の三角パネルはずします。
クリップ2ヶ所(青丸)でついてます。
グレードによってはツイーターがついているので、
コネクタ(紫丸)はずします。
クリップはずしで楽にはずれますね。
ガラス後部パネル取り外し
続いてガラス後部のパネルです。
クリップ3ヶ所で取り付けされています。
コチラもクリップはずしで余裕ですね。
インナーハンドルスクリュ取り外し
インナーハンドル部についているスクリュ1本はずします。
少し見にくいですが、隠れてはいないので簡単に見つかるはず。
見ての通りプラスドライバーでいけますね。
ドアポケット取り外し
LA600Sの難しいのはココ。
ドアポケットをはずすんですが、かなりツメが硬いです。
後側から順番に行きます。
トリムアームレスト取り外し
ポケット後方のアームレストをはずします。
ツメで取り付けられているだけなので、引っ張れば取れます。
外した状態の写真もアップします。
ツメを折らないように、要確認です。
ドアポケット取り外し…の前に
このポケットが大変…。
上記のアームレスト同様にツメだけで取り付けられています。
同じく、はずれた状態の写真です。
上記写真の青丸部に、スクリュがついてます。
ドアトリムをはずすために、このスクリュをはずすんですが。
このポケットが硬くて全然はずれません…
無理にやると折れるので、次のやり方を勧めます。
ポケットを少し浮かすと…スクリュ見えます。
見えたら、ポケットははずさないで、スクリュ先にはずしましょ。
前述の写真見れば、スクリュの位置はわかるはず。
プラスドライバー突っ込んではずしていきます。
スクリュは、仮に落としても、トリム内で転がってます。
スクリュ2ヶ所はずしたら、トリムがはずれます。
パワーウィンドウスイッチのコネクタもはずしましょ。
クリップがドア側に残ることがあるので、
外したトリムに忘れずに移しましょ。
はずれたトリムからドアポケットをはずします。
ツメが多数ついています。全部はずします。
取付時には、ポケットがはずれていた方が楽です。
これでポケットが外れます。
原因追求
インナーハンドルをはずしてみると、ワイヤが2本出ています。
裏返してみると、緑の方のワイヤの先端が切れています。
このワイヤを引っ張ることで、ドアが開くので、
ワイヤを交換すれば直りそうですね。
インナーハンドルワイヤ交換
ここまでくればあと少し。
インナーハンドルから緑の留め具をはずします。
ワイヤーのもう一端のドアロック側はコチラ。
白の留め具と、先端を留めているピンクの留め具。
コチラを両方はずします。
ピンクを先に外した方が楽かな。
はずれました?
白の留め具は、白樹脂のブラケットを少し押せば外せます。
ワイヤは、ドアパネルのビニールカバーをくぐっています。
取付時もくぐらせる必要があるので、取り回し要確認です。
新品との比較です。
ワイヤの先端の鉛が取れちゃってますね。
あとは逆手順で取り付け。
ドアポケットは、トリムをドアにつけてから。
まとめ
今回はタントLA600Sのインナーハンドル交換でした。
ドアガ内側から開かない場合、大体コレ。
運転席助手席ともによく見かけます。
ドアポケットの取り外しガ硬いのなんの。
同年式前後のキャストやムーヴ、キャンバスやなんかも
同様に硬いです…なんとかしてくれ。
部品代は1000円ちょっと。
作業時間は1時間かからないくらいですかね。
費用は、部品工賃合わせて1万弱くらい。
今回の様な場合、内側から開かなくなっても、
窓を開けて外のドアハンドル引っ張れば開きます。
もちろん他のドアから出るのもありですよ。
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