RX-8 SE3Pのリヤボールジョイントブーツの交換記事です。
この記事はこんな方におすすめ。
- ボールジョイントってどんな部品?
- 費用はいくらくらいかかる?
- 放置したらどうなるの?
フロントのボールジョイントはよくやるものの、リヤはあまりやったことが無いので記事にします。
自分の普段扱っている車種がバレちゃうな…
はじめに
車検で入庫のRX-8。
走行距離こそ全然伸びていないが、流石に年数はかなり経過している。
リヤでボールジョイントブーツのやぶれを4ヶ所で確認。
ボールジョイントブーツってどんな部品?
ボールジョイントのブーツってこんな部品。
人間で言うところの軟骨とでもいいますか。
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_20240327_1101370242-1024x1024.jpg)
足回りの関節部分に使われるゴムの部品です。
この中にボールジョイントと呼ばれる関節があり、
ボールジョイントの動きを滑らかに保つためにグリスが入ってます。
ゴム製のため、経年劣化で写真の様に割れてきます。
部品代は1000円前後が多いかな。
工賃は1ヶ所3000円〜くらいか。
手間はそこまでかからないけど、左右同時交換はザラにある。
今回の車両も4ヶ所。
それだけで20,000円弱の出費に。
現状確認
今回の車両の場合は、4ヶ所やぶれてました。
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/03/20240331_082117-COLLAGE-1024x1024.jpg)
下側は特にアライメント調整のためのロアアームにあたるけど、
インナー側は緩めなくても作業出来そう。
ボールジョイントブーツの交換
今回交換するのは、アッパーアームのブーツ左右と、
ロアアームのブーツ左右。いずれもリヤ。
スタビリンクはずし
ロア側は、スタビライザーがついているため、力が効いているので、
先にスタビリンクははずしておく。
必要なのは14mmと六角レンチ。
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/03/20240331_093143-COLLAGE-1024x769.jpg)
ボールジョイント取り外し
まずロックナットを19mmで緩めていく。
4ヶ所いずれもボルトに六角穴があるので、
六角レンチ使えばボールジョイントが共回りすることもないです。
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_20240327_1137344492-1024x1024.jpg)
ロックナットが緩んだら、ジョイントをはずしていく。
ボールジョイントはずしがあると楽チン。
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/03/20240331_083333-COLLAGE-1024x1024.jpg)
ブーツ交換
ブーツはマイナスドライバーとハンマーでこじていく。
一部はずれれば、簡単にはずれる。
はずした状態はこんな感じ。
たまにジョイントにガタつきがあるものもあるので、チェックしておく。
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/03/20240331_092754-COLLAGE-1024x1024.jpg)
ブーツ新品と比較。右が新品。
旧品の方が潰れてるのがわかりますか?
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_20240327_1124053792-1024x768.jpg)
新品ブーツ取付
新品ブーツは、グリスを入れて嵌め込んでいく。
ペンチなどでOK。写真はロックナット締める前です。
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/03/20240331_092918-COLLAGE-1024x1024.jpg)
ブーツがしっかりつけれたのを確認してから、ロックナットを締める。
あとはスタビリンクを取り付けて終了です。
おわりに
これで別に乗り心地が良くなるわけでもないですが。
ボールジョイントブーツは、やぶれがると車検非適合なので、要交換。
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