クラウンJZS171のタペットカバーガスケット交換の記事です。
この記事はこんな方におすすめ。
- エンジンをかけるとなんだかにおう
- タペットカバーからオイルが漏れている
年式が古い車はどうしてもゴム系パッキンは傷んで、
オイル漏れが発生してきます。
今回の車両も20年越えの旧車。まだまだ現役だけどね。
はじめに
車検で入庫のクラウンJZS171。
初度登録H14年なので車齢21年だな。
走行は130,000km程度と年式の割には少ないか。
下から覗いた時にオイル漏れを発見。
最初はクランクリヤシールかと思ったが。
よく見るとタペットカバーからのオイル漏れ。
特にエンジン後方からの漏れがひどい。
タペットカバーガスケットの交換
タペットカバーをあけるのに、
上に被っているインマニサージタンクも要脱着。
タペットカバーパッキン以外にも、
サージタンクのガスケット、
スロットルボディーのガスケット、
EGRパイプのガスケットや、
後述するD4ポンプのガスケットも要交換。
インテークダクトの取り外し
エンジンカバーをあけ、
インテークホースをはずしていく。
ブローバイホースも一緒に。

スロットルボデー取り外し
続いてスロットルボデー。
下側のステーもはずしていく。
冷却水のホースははずさない。

EGRパイプ取り外し
次はEGRパイプ。
水色◯のボルトをはずす。
エキマニ側に刺さってるパイプ部分は工具は入るがやりにくい。

サージタンクをあけるときは
ボルトはもちろん、周りのホースもはずしていく。
ホースは適当にはずすと組み付け時にわからなくなるので、写真撮影推奨。
EGRパイプの冷却水ホースもはずさない。

ここまでくるとやっとタペットカバーの全貌が見えてくる。

メインハーネスのコネクタをコイルなどからはずしながら、
メインハーネスを車両前方に持っていく。
D4ポンプの取り外し
D4ポンプをはずす。
タペットとのガスケットはもちろん、
燃料パイプについているガスケットも交換。

D4ポンプについているのは、パイプのため
はずしてもあまり自由が効かないが
はずさないことにはタペットカバーもはずれない。
タペットカバー取り外し
ここまでくればタペットカバーがはずれる。
脱着時はスロットルボデー接続の冷却水ホースが邪魔になるので、
スロットルボデーをバッテリー近くまで動かしておく。
無事タペットカバーはずれました。
流石に20年無交換だとパッキンのゴムはカチカチ。
コメント