ムーヴL150SのO2センサー交換の記事です。
この記事はこんな方におすすめ。
- エンジンチェックランプ点灯した
- 乗っていて違和感は全くない
- 車の年式がかなり古い
- 車の走行距離がかなり飛んでいる
以上で2つ以上あてはまると、O2センサー不良かも。
もちろん要診断です。
はじめに
15年以上前の古いムーヴL150S。
EFエンジンという古いエンジン。
1つ後のKFエンジンも、古いものは15年くらい経つものでも、ちょいちょい出始めていますが。
エンジンチェックランプ点灯での入庫。
診断
診断してみるとフロントO2センサの不良。
走行違和感がないことがほとんど。
排ガステスタにかけると、排ガス中のHCやCO濃度が高くなり、酷いものは車検に通らないことも。
フロントというだけあって、リヤにもついてる。
フロントはエキマニの入口付近についているが、リヤは触媒直後についている。
ただフロントの方が排ガスの熱の影響を受けやすいのか、ダメになるのはほぼフロント側。
診断機でないと、フロントorリヤの判断はつかないかな。
フロントO2センサ交換
交換作業は簡単。
上からセンサ(紫丸)とコネクタ(青丸)を外して、新品に交換するだけ。
新旧品の比較。
排ガスに入ってるせいもあって、旧品は汚れているが。
見た目では判断つかないかな。
交換にはこんな工具が便利。
センサ脱着ソケット22mm。
ソケット側面に配線が通る溝がある。
逆にこれがないと、メガネレンチなどでやることになるが、取付場所が狭いので、道具が振れない…。
交換して無事にチェックランプ消灯。
ECUに残っているダイアグも消去して、完成。
おわりに
修理自体はしなくても走れちゃうが、チェックランプ点灯は、車検通らないので要注意。
ついでに。
最近(LA~)のKFエンジンだとプラグやコイルの不良による失火の方が多い。
こちらは乗っていて、エンジン回転不安定とか加速不良とかで、明らかに不快になる。
参考まで。
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