ハイゼットS500PのRシャフトシール交換の記事です。
この記事はこんな方におすすめ。
- ドラムブレーキのバックプレート裏がなんだかギトギト
- ドラムブレーキの内側がなんだかギトギト
それ、シャフトシール漏れてますねー。
ちなみにS201P系はリコールにもなっています。
はじめに
車検で入庫のハイゼットS500P。
入庫時の点検で発見したのはドラムブレーキ裏のギトギト。
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/06/image-24.jpeg)
水色で囲ったところが、オイルに泥が付着してギトギト。
原因はRシャフトシールからのオイル漏れ。
実は前の型のS200PやS201Pでも同様の漏れが。
これ、シャフトシールだなー
S201P系ではリコールにもなったな。
場合によってはシャフトも交換になってたなー。
Rシャフトシール交換
ドラムブレーキ取り外し
ドラムブレーキを開けてみるとこんな状態。
ブレーキシューが邪魔で見にくいが…
写真でギトギト感伝わる?
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/06/image-28.jpeg)
ブレーキシュー取り外し
ブレーキシューまでバラすとよくわかる。
シャフトを留めてるステーからギヤオイルが出てるねー。
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/06/image-28.jpeg)
アクスルシャフト取り外し
早速アクスルシャフトを外していく。
ナットを4個外したらスライドハンマーで引っこ抜く。
ステーの裏もオイルがまんべんなく付着してら。
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/06/image-26.jpeg)
オイルシール交換
原因となる部品はこれ。
アクスルシャフトのオイルシール。
シャフトを全部抜くとオイルシールが見えてくる。
オイルシールはマイナスやバールでこじっていく。
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/06/image-27.jpeg)
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/06/image-25.jpeg)
ちなみに新品のオイルシールがこちら。
こんな工具があるのではめ込んでいく。
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/06/image-28.jpeg)
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/06/image-25.jpeg)
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/06/image-26.jpeg)
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/06/image-28.jpeg)
オイルシールをはめ込んだら、ギヤオイルでギトギトになった部分を清掃。
キレイになったかな。
![](https://garashiraga.com/wp-content/uploads/2024/06/image-29.jpeg)
おわりに
ちなみに状態が酷いものは、ブレーキシューまでギトギトになって要交換。
リヤブレーキの制動力が不足する恐れが。
今回はシューは大丈夫そうだったので再使用します。
ブレーキシューを組んで、ブレーキドラム、タイヤまで組んで作業終了。
試運転後、再度ドラムを開けてオイル漏れが直っているのを確認。
ブレーキ絡みはちゃんと点検しましょー。
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