【プラグもコイルも同時に】コペンL880K 単発修理【懐かしのJB】

エンジン上部の写真 エンジン修理

コペンL880Kのプラグ・コイルの交換記事です。

この記事はこんな方におすすめ。

  • アイドリングでエンジンがガタガタする
  • 加速不良がある
  • 10万キロ超えたのでそろそろプラグ交換をしたい

コペンユーザーは車を大事にされる方が多いと思います。

自分でいろいろやりたい人も多いんじゃないでしょうか。

DIYでもプラグやコイルの交換はできます。

プラグレンチ(16㎜)が必要になりますね。

部品代は、イリジウムプラグは1本2200円×3本

イグニッションコイルは1本10,000円×3本程度かかります。

入庫の経緯

昔のコペンL880K。

現行の3発エンジンより4気筒のJB の方が加速感あって好きです。

今回はEg不調で入庫。

ダイハツあるあるコイルの不調。こんな状態。

まぁプラグの可能性もあるけどね。

バババババって感じになってるの伝わるかなー?

原因追求

不良気筒の特定

アイドリングで症状が出ていれば、診断は簡単。

Egかけながらコイルのコネクタを順番にはずす。

コネクタはずして、さらに不調になればその気筒は良好

はずしても変わらないのが不良だね。

今回は3番が不調みたい。

プラグ・コイルの並べ替え

で1番から順番に、名前をつけていく。

コイルはC1、C2、C3、C4。

プラグはP1、P2、P3、P4。

コイルとプラグを並べ替えて、取り付け直す。

1気筒にC2とP3。

2気筒にC3とP1。

3気筒にC1とP2。

4気筒はそのままC4とP4。

でEgを掛け直す。

 

再度アイドリングしながら、コネクタをはずして変化を見る。

今度は2番に不調が移動

C3コイルが不良ってことですね。

 

コイルは部品が10,000円前後する。

だから、ユーザーの懐具合で1本だけにすることも

本当は全数交換した方がいい。

再発したら工賃またかかるからね。

どこまで部品交換するか

今回のユーザーはご理解ある方。

まぁコペン乗ってる人って車を大事にしてるよね。

走行距離は7万㌔くらいでしたが、

プラグも一緒に交換をお願いし、ご了承いただきました。

これも後々の工賃節約のため

プラグ・コイルの交換

で、その交換方法。

コペンはコイル上部にホースがいろいろ這ってる。

このホースははずさないと、

コイルのコネクタもはずせない。

インテークホース他の取り外し

水色のホースバンド、紫色のボルトをはずす。

はずすべきホースやボルト

はずすとこんな感じにスペースが出来る。

ホースやボルトをはずした写真

あとはコイルとプラグを交換していく。

プラグ・コイルの交換

プラグは16mmプラグレンチを。

プラグ、旧品と新品。
コイル、旧品と新品

交換後は、Eg始動して再確認。

単発修理の要領はどんな車種でも同じ

プラグへのアクセスのし易さはそれぞれだけど。

まとめ

単発修理の要領はこんな感じ。

  • どこの気筒が失火しているのか
  • 何が不良か(プラグ、コイル、それ以外)をはっきりさせる
  • プラグ、コイル、どちらも1つ不良になると、他のも近いうちに不良になる

ちな上記のプラグ・コイルの並べ替えで、1番が不良ならプラグ。

3番がダメならインジェクタかEg本体ってことになる。

こんな感じで、意外と自分で出来たり。

 

最近の車はチェックランプを診断器にかけると、

何番気筒が不発なのか、わかったりもしますね。

診断器で、任意気筒を失火させることも出来ます。

加速時しか失火しない場合は、診断器があるといいですね。

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